島根県青年女性平和友好祭実行委員会が主催する「反核平和の火リレー」が8月2日~9日にかけて実施されました。これは、県内15市町を平和の原点、広島平和公園に燃え続ける「平和の灯」をトーチとして走り継ぎ、被爆者の心からの訴えに応えるため、「国家補償にもとづく原爆被爆者援護法の制定」と「非核自治体宣言の制定」を求めるものであり、運動に協力している立憲民主党として、所属議員が県内各地でランナーを激励しました。
78年が経過し、被爆の風化が懸念されています。被爆者が願ってきた核兵器廃絶はいまだ実現されず、2017年に国連で採択された「核兵器禁止条約」には、被爆国である日本政府が条約の交渉から離脱し、核保有国とともに条約の批准・発効に向けた流れに背いたままです。
平和を祈るだけでは何も解決しません。ヒロシマ・ナガサキの体験・実相を風化させず、戦争や核のない平和な社会をつくるため、運動を継続していく必要があります。